兄ちゃん | 「今日はちょっとある方よりネタを拝借して 語ってみようと思います」 |
ボル | 「はい、どうぞ」 |
兄 | 「ワシはボル君もご存知の通り、チェーンスモーカーです」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「そんなワシでも喫煙者の悪行に憤懣たる思いを抱いています」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「一番許せないのは、 窓から火の点いた煙草を持った腕を出しながら運転している件」 |
ボ | 「あぁ、良くいますねぇ」 |
兄 | 「鉈でも持ってたら後ろから行って その腕ごと叩き切ってやりたいと思う事数知れず」 |
ボ | 「そこまでですか」 |
兄 | 「理由は良く分からんが、アレはワシにとってNGです」 |
ボ | 「ほほう」 |
兄 | 「更にそこでポンポンと灰を落とした日にゃぁ、もう…」 |
ボ | 「まぁまぁ」 |
兄 | 「灰皿の付いていない可哀相な車に乗られているのだと、 自分を無理やり納得させ治めていますが…」 |
ボ | 「でも、こないだ一騒動あったんじゃないんですか?」 |
兄 | 「一騒動って程のもんじゃないです。 堪りかねて大人気ない事をしてしまいました」 |
ボ | 「ほほう。それはどんな?」 |
兄 | 「君。誘導が上手くなったねぇ」 |
ボ | 「恐縮です」 |
兄 | 「いや。信号待ちをしている時、 ワシの前の車の運転手が、煙草を持った腕を窓から出していた訳よ」 |
ボ | 「はいはい」 |
兄 | 「まぁ、そこまではよくある事。 いちいち怒っちゃイカンと自分をなだめたさ」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「ところがそいつはあろう事か、 ドアを開けて灰皿の灰を道路に棄てやがった訳さ」 |
ボ | 「あらら」 |
兄 | 「信号がまだ変わらない事を確認してワシは車を降り、 前の車が棄てた灰を拾い、笑顔で運転なさっていたオジサンに返しました。 自分も銜え煙草で『道路に棄てちゃぁいけませんよ。オジサン』つって」 |
ボ | 「あらま」 |
兄 | 「オジサン、キョトンとしてたけどね」 |
ボ | 「で?」 |
兄 | 「じき信号が変わってオジサンの車は猛スピードで去って行きました」 |
ボ | 「バツが悪かったのかしら」 |
兄 | 「そんな事気にする様なタマにゃぁ見えなかったけどね」 |
ボ | 「兄ちゃんの風貌が怖かった?」 |
兄 | 「ボル君っ!」 |
ボ | 「はい。すみません」 |
兄 | 「ワシは確かに煙草をかなり吸いますが、 歩き煙草は当然の事、キッチリ分煙されていない所では吸いませんし、 それでもしょうがなければ一声かける様にはしています」 |
ボ | 「そうですね。喫煙と禁煙がきちっと仕切られていない所では、 兄ちゃん吸いませんもんね」 |
兄 | 「喫煙者の肩身がだんだん狭くなってる原因は、 喫煙者の方にあると知るべし」 |
ボ | 「決まった所で、今日はお開きにしますか」 |
兄 | 「君ィ。仕切りも上手くなったねぇ」 |
ボ | 「恐縮です」 |
ボル | 「して、その心は?」 |
兄ちゃん | 「煙草の煙が目に染みるって歌ってる訳じゃぁ無いんだけどね。 ボーカルverではこの人のが一番好きだな」 |
兄ちゃん | 「昨日の記事中の詩、直リンお願いしたら、断られました。 まぁ、当然っちゃぁ当然ですが…」 |
ボル | 「著作権とか色々面倒みたいね」 |
兄 | 「対応してくれた人は、そう言ってた。 谷川俊太郎さん本人のお考えは、また違うと思いますが…」 |
ボ | 「さて、気を取り直して…」 |
兄 | 「では今日は『炭谷アナ』の…」 |
ボ | 「セイセイセイ。時事ネタですけど、それはやめましょうよ。 他でもやってるトコいっぱいありそうだし…」 |
兄 | 「そう?じゃぁ、何にする?」 |
ボ | 「その、なんか、優柔不断男の『君は何が食べたい?』 みたいな聞き方、好かんですね」 |
兄 | 「ん~。じゃぁ分かった。 多数の反感を買う可能性がありますが、こんな話…」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「ワシが普段、車で移動している事は、以前お話致しました」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「その中で、どうしても我慢ならんのが、 傍若無人なホリデードライバーの存在です」 |
ボ | 「あぁ、それは反感買いそうですね。 世の大半がホリデードライバーでしょうから」 |
兄 | 「でしょ?じゃぁやっぱ、止めよっかな」 |
ボ | 「いまさら好感度気にしてどうすんですか。 どーんと行きましょう。どーんと」 |
兄 | 「そんな"欽ちゃん"みたいな事言われても…」 |
ボ | 「?」 |
兄 | 「まぁ、いいです。 ワシ、仕事は基本的に土日休みにしたい所なのですが、悲しいかな自営の性、 お客様の要望があれば、身内に不幸があっても お客様の所へ出掛けねばなりません。 実際それで母親の死に目には会えませんでした」 |
ボ | 「なんか違う方向になってませんか? 気を付けて下さい」 |
兄 | 「まぁ、それは置いといて…。 都合、土日祝日も車で出掛けなければいけない場面もあるわけです」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「そこで登場するのがホリデードライバー」 |
ボ | 「やっと本題ですね」 |
兄 | 「平日、仕事の車同士って、お互いがお互いに気を遣いつつ、 『あっ、コイツ今こっちに来たがってんな。ちょっとスピード落としてやろう』とか、 『ちょっと先が詰まってるなぁ。前の車交差点に入っていったけど、 信号変わったら下がってくるかもしんないから、少し後ろで停車しておこうか』とか、 考えながら走っている訳です。 事の大小はあれ、スムーズに流れる事が一番効率がいいって事を 意識しながら運転しています」 |
ボ | 「最近はそうでもないかも…」 |
兄 | 「最近はねぇ、タクシーにしても運送会社にしても シロート以下の運ちゃん増えましたねぇ。 不景気のあおりでしょうか。 それも、また置いといて…」 |
ボ | 「また、置きますか。まぁ、いいでしょう」 |
兄 | 「すみませんねぇ。 さて、そこへ来て、ホリデードライバーの傍若無人ぶりはどうでしょう」 |
ボ | 「どうなんですか?」 |
兄 | 「車一台分もない流れに、無理やり車線変更してくる。 しかもウィンカーも点けずに。ウィンカー壊れてんの?それ、整備不良だよ」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「後は周りの状況を気にしないで運転しているのか、 前の車に加速して近づいたと思ったらブレーキをかけて減速する。 車間が開いたら、又加速して前の車に近づいたら減速する。 ストップアンドゴーの繰り返し。 全体に流れているスピードを認識できれば、 自分がどの位アクセルを踏めば流れに乗れるか分かるでしょうに。 スムーズに流れている所で一台がブレーキを踏めば渋滞の原因になるし、 何より燃費に影響するでしょう。 まぁ、そういう方々は大層なお金持ちで、 燃費なんざぁ気にしないのかもしれませんが…」 |
ボ | 「燃費を気にしなくても、環境には影響がありそう」 |
兄 | 「まぁ、上げればキリがないですよ。 全部上げていると、一ヶ月分くらいの記事が書けそう」 |
ボ | 「そんなに…」 |
兄 | 「車の中って閉鎖された空間なので感じにくいですが、 ドア一枚外は社会なのです。」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「周りの車が気を遣ってくれているお陰で、 私は事故らずに目的地に着けるのだと謙虚な気持ちが欲しいです。 仕事車は、なんにせよ目的地に着かなければオマンマの食い上げですから、 事故らず到着する事が最優先課題です。 ホリデードライバーの方々は、その辺が希薄なような気がします」 |
ボ | 「今日は、長いですね」 |
兄 | 「もうちょっと我慢してね。 ただ、周りに感謝ばかりもしていられません。 自分が気を付けていても"もらい事故"ってのもあります。 これも周りを気にしていれば防げるものが大半らしいですが、 どうにも防げないものがあるのも事実です。 そういったリスクを最小限に抑えるため、 細心の注意を払い、周りに感謝しつつ運転してもらいたい。」 |
ボ | 「軽い気持ちで運転出来ませんね」 |
兄 | 「軽い気持ちなんてとんでもない。 自分がブレーキを踏む度に、ルームミラー等で後ろの車との車間距離を確認して、 自分はどの位の踏み具合で減速すれば安全に止まれるか考える。 その位の配慮は必要だと思います。 認識していれば、追突されても被害は最小限で抑えられます。 意識しているのと、していないのとでは 人間の体の動きは変わってきますから…」 |
ボ | 「長くなっちゃいましたね」 |
兄 | 「長くなっちゃったし、 こんな記事だれも読みたがらんだろうなぁ。 まぁ、ご批判は覚悟しています。 それでも、一言言いたかった」 |
ボ | 「長い一言でしたが…」 |
兄 | 「ボル君。ワシ疲れたよ。何だか眠いんだ」 |
ボ | 「ボクはパトラッシュじゃないっ!」 |
ボル | 「して、その心は?」 |
兄ちゃん | 「車の話って事でこれにしました。あっ、『Easy Rider』バイクの話だった。 デニス・ホッパーかっちょいい」 |
兄ちゃん | 「いやぁ。 昨日更新するつもりだったんですが、 飲みすぎちゃって、 寝てしまったのでした。」 |
ボル | 「全く…。」 |
兄 | 「休んでいる間、ネタは溜まっているので、 思い出しつつポチポチ更新致しますよ。」 |
ボ | 「今日のお話は?」 |
兄 | 「通勤、と言うか仕事場に行くのに、 車を使っているので、 勢いそういう話が多くなってしまうのですが、 今日もそんな話。」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「こないだ、仕事終わって帰宅中、信号待ちの時、 前の車が青信号になってもなかなか発進しない。 良く見ると、車の中で若いカップルが イチャイチャしていたのでした。」 |
ボ | 「ほぉほぉ」 |
兄 | 「街中でクラクションをパッパカパッパカ鳴らすのを、 あまりヨシとしない方なので、 ちょっと待って見たのですが、 気が付きそうもないので、 一発パァーンと鳴らしました。」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「運転してた男の子は気が付いて、 片手を軽く挙げ、 やっと発進したのです。」 |
ボ | 「普通の話ですね。」 |
兄 | 「しかし、この後が宜しくない。 次の信号、又次の信号、最初のを合わせて、 3回同じ事が繰り返されました。」 |
ボ | 「あらら。」 |
兄 | 「その度に、手を挙げて『すんません』みたいな態度をするのですが、 『お前、ホントにスマンと思とんのかい!』と、 思わず関西弁も出てきそうな程、カチンと来てしまいました。」 |
ボ | 「まぁ、そうでしょうね。」 |
兄 | 「ワシは我慢ならんかったので、 その車を抜くべく、 空いた車線に車線変更し、一度は追い抜いたのです。」 |
ボ | 「はいはい」 |
兄 | 「その後、ワシのいた車線がちょっと混み始め、 彼の車は隣の車線からワシの車を追い抜いて行きました。」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「そのまま、走って5分くらいした頃、 道路が急に混み始めたのです。 悪い予感がしました。 『事故だな』直感的にそう思いました。」 |
ボ | 「はい」 |
兄 | 「10分程進んで現場付近。 やはり事故でした。 白い業務用ワゴンとその後ろには彼の車。 信号待ちの時間だけでは足りず、 走行中もイチャイチャしていたのでしょうか。 絵に描いたように、オカマを掘っていました。」 |
ボ | 「あーぁ」 |
兄 | 「うな垂れている彼とちょっと離れた所に、 腕を組んで怒っている風の彼女。 『お前も原因の一端じゃないんかい!』と、 またしても突っ込みたくなる場面でした。」 |
ボ | 「ははは」 |
兄 | 「事故後の対応の拙さに、 怒ったのか、何に怒ったのか分かりませんが、 その彼女の態度を見て、 彼にちょっと同情してしまったワシでした。」 |
ボ | 「でも…」 |
兄 | 「そう。でも、結局は自業自得。 ワゴンのオッサンには申し訳ないですが、 『ザマーミロ』と、ちょっとスッキリしたのは、 ワシが人より底意地が悪いからではないと思いたいです。」 |
ボ | 「その彼女怖いですね。」 |
兄 | 「信号待ちでチュッチュチュッチュしてた子と、 腕組みをしている子のギャップが激しくて、 暫く一人でウケてました。 女って怖い。 あ、一般論ですよ。 ここに来られている方々に、 そんな自分の事を棚のうえーの方に放り投げるような方は、 いらっしゃらないと思っております。」 |
ボ | 「ははは」 |
兄 | 「あまり長い事眺めてもいられないので、 早々にその場を通り過ぎましたが、 その後、その二人はどうなったのでしょうか?」 |
ボ | 「紙の味噌汁」 |
兄 | 「それを言うなら『神のみぞ知る』」 |
ボ | 「あ、恥ずかしい…」 |
兄 | 「そんな事も起こり得ますので、 皆さんもイチャイチャし過ぎにご注意下さい。」 |
ボ | 「ピーポ君との、約束だよっ!」 |
兄 | 「誰がピーポ君じゃ!」 |
ボル | 「して、その心は?」 |
兄ちゃん | 「本日、東京は降ったり止んだり、 空気がベタベタして、気持ちが悪いです。 タイトルの意味は『何でも来い』って事らしいですが…。」 |
店長:ボル君
代表:兄ちゃん
と
時々、お姉ちゃん(兄ちゃんの奥様)
店長のボル君(トイプードル)と、 兄ちゃん(代表)の 掛け合い日記です。 近くネットショップ開店予定(?) ※只今、絶賛延期中。(泣) |